未来へ続く済生の道~地域に寄り添う医療と福祉の提供~
第71 回済生会学会 学会長
富山県済生会富山病院
院長 井上 博

 第71回済生会学会・平成30年度済生会総会を富山市で平成31年2月23日、24日に開催いたします。北陸では昭和37年に金沢(第15回学会)で、昭和51年に福井(第29回学会)で開催されていますが、富山では初めての開催となります。歴史と伝統のある本学会を担当いたしますのは、富山県済生会にとり誠に光栄なことであり、身の引き締まる思いでございます。
 学会は富山県民会館と富山第一ホテル、総会は富山市芸術文化ホール(オーバード・ホール)で行います。学会会場と総会会場が少々離れておりますが、シャトルバスの運行等により参加される皆様にはできるだけご不便をお掛けしないよう準備を進めて参ります。
 学会のテーマは「未来へ続く済生の道~地域に寄り添う医療と福祉の提供~」といたしました。平成に続く新たな時代を迎えようとしている今、済生会の使命を再認識し、地域に寄り添う済生会ならではの医療と福祉を未来へ引き継いでゆくとの想いで、このテーマにいたしました。
 これまでの学会では開会式に続いて基調講演が組まれていましたが、今回はプログラムの構成上午後に特別講演として、昭和女子大学理事長・総長の坂東眞理子先生に「人を支える地域の品格」と題してご講演いただきます。シンポジウムは昨今の医療現場で話題となることの多い3つのテーマを組みました。「超高齢社会における地域医療・福祉」「働き方改革」「多職種間コミュニケーション」です。これに加えて、済生会保健・医療・福祉総合研究所からの研究報告も行っていただきます。一般口演、ポスター発表など、出来るだけ多くの方に発表していただけるよう準備いたしますので、たくさんの応募をお願いいたします。
 北陸新幹線の開業により、東京から富山までの所要時間は最速タイプで2時間8分と首都圏からのアクセスは利便性が向上しました。2月下旬の富山はまだ寒さが残っているかと思いますが、雪を戴いた立山連峰がひときわ美しい時期であり、「天然の生簀」と呼ばれる水深1,000メートルの富山湾の豊富な海の幸を堪能出来る時期でもあります。皆様には学会・総会に参加して頂きますとともに、富山・石川・福井など冬の北陸の観光を楽しんで頂けますようエクスカーションプランにも工夫を凝らしました。
 富山の地で多くの皆様にお目にかかれますことを楽しみに、お待ちしております。